愛恋縁一方的愛情劇
第1章 遊び人は凶暴な狼
迷うことなく僕の自身をいじり出す。
まずは先をグリグリと愛撫して、周りはなるべく早めに扱いて、先走りの垂れる自身は、惇君のテクニックでもっと首をもたげる。
「見て見ろよ。ほら、お前の我慢汁。」
指についた僕のを指で延ばしたりして遊びながら僕に見せつけてくる。
「ゃあッはぁッ…」
嫌だと思っても、さすが欲求。僕の理性など打ち勝つには程遠かった。
「凄いッ…んッ…」
惇君は裏筋を爪で引っかくように線を描いていく。
「はぁッ…あッ」
背中がエビぞりでもしたかのように、グニッと曲がり、快感に目がくらむ。
「そろそろイこうか。」
惇君がそう言った後、自身が凄い力で擦られてる。
「あッ…んッゃあ」
脳天を貫く快感に、脳みそは溶けた。
「ああッ!!」
ビクンビクンと跳ねた腰。
電車の床には僕の精液が。
「んじゃ…俺はこれで。」
惇君はそう言って、次に止まった駅で電車を降りた。
ボーッと向こう側の窓を見つめる。
電車内は、先程のがまるで嘘のように人がまばらで車両ごとに二、三人と少なくなった。
まだ身体が熱い…
惇君、なんであんなこと…
考えることが多すぎて、僕の足りない脳味噌で考えても無意味ってことで、考えることを止めた。
あれもいじめと同じなんだろう。
そう決めた。