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ヒーロー

第1章 少年

『あ、ネクラ』


『また絵描いてる〜』


『絵が友達なんだから、仕方ないってば』


『不気味〜』





僕に向けられる、たくさんの視線。 嘲りの言葉。


・・・別に、もう慣れたから。


あんなのしょっちゅうだし。


いいんだ。


気にすることじゃない。




「あ、紗綾!」


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