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ヒーロー

第1章 少年

校舎の壁に寄り掛かり、空を見上げる。


絵を描くことは好き。 描いている間は、嫌なことを忘れられる。

学校は、あまり好きじゃない。 あまり楽しくもないし。


内申書に響くから、なんて理由で僕は学校に行ってる。



キラキラ輝くセカイ。



僕は遠くからそんなセカイを見つめるだけ。


楽しそうだなぁ、みんな。


・・・そう言いながら。


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