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さくらさく

第5章  4


「んは…は、は…」

「はぁ、はぁ…」

私も祐樹も息が上がっていた。

「さくら、大丈夫?」

「きっつ…激しすぎ…」

「さくらがあまりにも可愛すぎて。」

「…っ//わかったから…もう抜いて…/」

「あと少しだけ…」

ぎゅ…

祐樹が抱き締めてくれたので、私もそれに応えた。

後どれくらいだろう。

私はいつまで祐樹のそばに居れるんだろう。

「…っ」

こうやって抱き合うのも…繋がるのも…

最後かもしれない。

いやだ。

まだ祐樹のそばから離れたくない。

死にたくない。

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