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ただ信じてた

第3章 出会ってしまった


「私のせいで里奈は脅されたのよ
私を呼んでるのよアイツラゎ
私が行かなきゃ何も解決しないぢゃない」
「で…でもッッ………」

何かを言いかけた里奈の両手を
私の両手で包んだ

「ゆ………め…………さん…?」
「私はそんなに弱い女なのか?
それともお前が止めただけで
お前の言う事聞くような女なのか??
お前の中でそんな人間か!?」

私は久しぶりに凄い目をしてるだろう
私のせいで友達を脅された
なのに脅された友達は私を
危ないからって止めようとする

なんて強い仔なのか。
なんて純粋なんだ。良い人すぎる……

「夢さ…ん……ゎ私何かの言う事
聞かないし…………
いっ…つも突っ走ってばっかで
たまに馬鹿なんじゃないかと思う位
私達を守っ…ッッ…てくれて
私達ッッにッッ…何かあれば怖い位に
相手メッタウ…チにして……
私達の悩みまで聞いてくれるのに
自分の事は全部自分の中に閉まって
誰にも開けさせなくてカッコよかったッッ
けッけどッッ……頼られなかったのに
今私に辛い過去話してくれて
訳分からないけど最高っす憧れっす」

泣きながら言ってくれた。
友達の本音……

「有り難う。お前はギャルサーの代表
それだけを考えていたいのに……
ごめんな!?
無事に帰れたら…また顔見せるからな」
「ッッ………………ッはッッい」
「泣くなよ笑い」

里奈の頭を撫でNo.1forever{溜まり場}を
あとにしようとして
階段で1階に行こうとした時……

「夢さんッッ!!!」
「ん?」
「絶対に帰ってきて下さいッッ」
「おう。じゃね」
「………」
「あッ。里奈の後輩達
態度できてねぇなー全員ぶっ飛ばしちゃうよ!?だからその前に教えときな。代表の勤めだそれが」
「(∋_∈)………はッッい」

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