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どらくえ3

第4章 レーベ村

レーベ村が見えてきた。

山間の村だ。
周囲は森林で小川が流れている。
他にも小さな村は点在しているが、レーベはその中では少しだけ賑わっている。
地理的に街道が集う場所なので、色んな物資も自然と集まり、市場が立つ。
そのため宿もいくつかあり、人の行き交う宿場町の様を呈している。

村の周囲は木製の壁で覆われて、魔物対策が為されていた。

「やっと着いたなぁ」

「ああ、腹が減ったぜ」

「そうじゃな、まずは食事にしようかのぅ」

「やったー!」

俺達は久しぶりにまともな食事にありつけるので、レーベ村を前にして、早足になった。

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