切ない朝
第3章 ・・・違和感
汗ばんだ手で手すりを握りしめながら昌子はこの後のスケジュールを頭の中で確認していった。たしか電車に乗っている時間は40分ほどだ。この電車は快速電車なので途中の駅を飛ばしてゆく。昌子の降りる駅は乗った駅から4つ先になる。
すし詰めの電車に慣れてくると今度は人の体温もあって暑さが厳しくなってきた。
だけど身動きひとつ出来ないくらい押し込まれた今はタオルも取り出せない。
全く、タオルどころか携帯もだせないじゃん。暇だなぁ・・・・
そう 昌子が思ったとき電車が左に振られた。
ぎゅぅぅううう・・・
昌子はおそらく何百人分かの体重移動で体をドアに押し付けられた。
ふぇぇぇ・・・きつ~ぃ。大人って毎日、こんななのぉぉ??死んじゃうよぉぉ・・・
すし詰めの電車に慣れてくると今度は人の体温もあって暑さが厳しくなってきた。
だけど身動きひとつ出来ないくらい押し込まれた今はタオルも取り出せない。
全く、タオルどころか携帯もだせないじゃん。暇だなぁ・・・・
そう 昌子が思ったとき電車が左に振られた。
ぎゅぅぅううう・・・
昌子はおそらく何百人分かの体重移動で体をドアに押し付けられた。
ふぇぇぇ・・・きつ~ぃ。大人って毎日、こんななのぉぉ??死んじゃうよぉぉ・・・