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人類戦記

第2章 決別

「すまない、天照。
お前と戦いたくはないが、俺は人間側につくことにする。」

天照は渋い顔をした。
「戦うのが嫌なのは、俺達の友好関係の為か?それとも戦うのが嫌なのか?」

ラチェットは悲しげに行った。
「両方だ。まあ、そんなことを言ったところで戦うと言い張るんだろう?」

天照は首を鳴らしながら応えた。
「あぁ、一応、桜神になってしまったからな。」

桜神?
僕は何のことかわからなかったが、ラチェッタはぱっと顔を輝かせ、
「おめでとう!」
と告げた。

次の瞬間、案の定戦いが始まった。

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