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人類戦記

第5章 戦場へ

僕は再びリチャードのページに目を移した。

リチャードと呼ばれる魔法使いにのみ使える魔術があると言う。
その本にはその魔術とやらは書いていなかった。
もしかしたらラチェッタはそいつと戦うことになるかもしれない。
あとでラチェッタに聞いみよう。

その時僕の横で爆発音が響いた。
扉が爆破されたのだ!

そして敗れた扉から沢山の魔法使いが入ってくる!

僕は逃げる人々の前に立った。
体が勝手に魔法使いから皆を守ろうとしたのだろう。

魔法使いが剣を振り上げ、僕に向かって振り下ろした。

僕はもうだめだと思い目を閉じた。

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