人類戦記
第5章 戦場へ
次の瞬間、地面に落ちていた重い本がバラバラと浮き上がり、地面がぐるぐると目まぐるしく伸び縮みし、桜吹雪が舞ったと思うと、僕の目の前に天照が現れた。
厳密には天照の姿をしていなかった。
全く別の姿ではあったが、僕の目は人間にしては少し不思議で、真実を見抜く力がある。
僕の目の前に居る男性は、紛れもなく天照だ。
天照は両手を広げると双剣を出現させ、あっという間に魔法使い達を追い払った。
去ろうとする天照に僕は言った。
「なぜ・・・なんで救けてくれたんですか?」
天照は背中越しに応えた。
「親友の仲間だぜ?救けないわけ無いだろう?」
そう言うと瞬く間に桜吹雪と共にどこかに去っていってしまった。
厳密には天照の姿をしていなかった。
全く別の姿ではあったが、僕の目は人間にしては少し不思議で、真実を見抜く力がある。
僕の目の前に居る男性は、紛れもなく天照だ。
天照は両手を広げると双剣を出現させ、あっという間に魔法使い達を追い払った。
去ろうとする天照に僕は言った。
「なぜ・・・なんで救けてくれたんですか?」
天照は背中越しに応えた。
「親友の仲間だぜ?救けないわけ無いだろう?」
そう言うと瞬く間に桜吹雪と共にどこかに去っていってしまった。