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後悔

第3章 運命までの階段

齢25才にして自分の恋愛に終止の見えた私は、自分の恋愛の為ではなく、他人の恋愛事情に首を突っ込むようになった。と、いうよりも、否応なしに、突っ込まされてしまうようになった。

やれ、好きな人ができたからどうすればいいか?浮気がばれてどうすれば許してもらえるか?どうすれば相手と穏便に別れられるか?等々・・・
いつの間にやら、結構な数の相談をうけた。まぁ、数少ない経験の中から、自分なりにアドバイスし、何とか解決に近付けるアドバイスが出来ていた。途中までは・・・
しかし、あるときに、ふと気がついた。自分の意見は、あくまで自分の経験上の中のものであり、男性側としての意見だと。恋愛経験の少ない私では、女性側の意見は、皆無に等しかった。

では、女性からも話を聞いてみたい。もっと、女性と話がしたい。と、考えるようになった。しかし、私の周りには異性の友人は少なく、既婚者が多かった。後に分かったのだが、既婚者と未婚者では、随分と意見が異なる。

そこで考えた。不特定多数の未婚の女性と話をするにはどうすればいいか?また、どこに行けば話が出来るのかを。

思い付いたのだ・・・お水の世界を・・・

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