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後悔

第3章 運命までの階段

お水の世界と言っても、結構な幅があった。
スナック、クラブ、ニュークラブ、ラウンジ、パブ等々・・・
経験上、スナックには連れていってもらった事はあったが、そこ以外のお店には、当時、一度も行ったことがなかった。そこで更に考えた。話をするには、やはり1対1でなければならない。話の途中で腰を折られるのが一番厄介だ。そこで私は決めた。

ラウンジ一本に絞ろうと。

運がいいことに、私の地元の県では、県外に有名なほど飲み屋街と・・・風俗が有名である。あー、風俗については、触れない事にしよう・・・話がややこしくなるので。

とにかく、そこで私は、県内のありとあらゆるラウンジに行きまくった。
行きまくったお陰で、かなりの収穫があった。
と、同時に、運命とさえ思えた女性との出会いがあった。

今に思えば、彼女を見つける為に、彼女を探していたのかもしれない・・・

そう、私が出会ってから、姿を消した今でもなお、思い続けている女性は・・・お水の世界にいた女性だ。

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