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♡Hなアパート生活♡

第30章 決断

まさかの展開。

お父さんの部屋を出たとたん、陽は大きな溜め息をつく。



「はぁ~………なんなんだよ」
「で、でもさ!お母さん、何ともなくてよかったじゃん」
「…そうだな。なんか拍子抜け」



陽も緊張したんだろうな。



「……お父さんも、陽のこと、心配だったんだね」
「…………ん」



陽は照れたような、少し戸惑ったように言う。



「それにしても、やり方汚いよな」
「さすが親子だね、素直じゃないところも」
「…お前なぁ」





陽がこっちを向く。

目が合う。





「……………そいや、さっきの続き、今聞かせろよ」



あ……やっぱ恥ずかしくなってきた///



「早く言えよ。命令だ」





「………///
私……陽が………好き」

「聞こえない」

「………好き」

「聞こえねえよ」





「好きなの!陽のことが…好き!」





ドンッ…




私は壁に押し付けられて、陽にキスで口を塞がれる。




「お前、声でかすぎ」

「………陽が言わせたんでしょ///」




陽はいたずらっぽい笑顔を見せた。




「…やっと、俺のもんになった」




そのまま、何度も何度もキスをした。

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