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♡Hなアパート生活♡

第33章 *気持ちの伝え方

仕方なく、私の方から切り出す。



「夏休み、どっか出かけたりする?」



『プールでも行こっか!結花の水着姿、見たいな!』

『そうだなぁ~結花とだったらどこでもいいよ!』



……みたいな返しを期待してたんだけど









「え~。俺、暑いのキライ」









………………撃沈。









「……はぁ…………」



つい深い溜め息がでる。

あま~いセリフなんか、陽に期待した私がバカだった…





「………陽って、ほんとに私のこと…好きなの?」
「………はぁ?」



陽の目をじっと見る。



「好きなら好きって言って」
「やだよ」
「言って!」
「やだっつってんの!」



やだってなによ~~!!



なんかムカついて、くやしくて
涙が出てきた。





「もういい!ほんとは好きじゃないから、好きって言えないんだよ!!

私、今日渚の部屋に泊まるから!
ごはん食べたら出てってよね!!」





私は勢いで部屋を飛び出していった。





「……な、なんなんだよ、あいつ…」

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