テキストサイズ

♡Hなアパート生活♡

第33章 *気持ちの伝え方

「………実はさ、結花ちゃんがこのアパートに来る前は、陽くん、すごかったんだよ。

いろんな女の子連れ込んだり、夜もしょっちゅう遊びに行って。



私はその頃の陽くんも見てるから…

結花ちゃんと出会って、陽くん、ほんと変わったなぁって思う」





…………そうだったんだ…





「本当に?」

「本当だよ~!

陽くん、口下手だからあまい言葉はないかもだけど、言葉だけじゃなくて、陽くんをちゃんと見てあげな!」





…たしかに付き合うようになってから、夜遊びなんて一回も行ったことない。

夜は毎日一緒にいる。



一緒に寝るときだって、ちょっと寝苦しいくらい、いつも私を抱きしめて寝るの…。





「……充分、愛、感じない?」



渚は優しくほほえんだ。



「………渚、ありがとう」

「いえいえ!ま、今日は泊まっていきなよ~♪
最近結花ちゃん、陽くんばっかりで私の相手してくんないし!」

「えっ!///そ、そんなことないよ!
渚だって、いつも檜山さんといるじゃん!」

「結花ちゃんと陽くんにはかなわないけどね~♪」

「も、もう……///」





渚…本当にありがとう。

陽のこと、信じよう。

明日、学校から帰ったら謝ろうかな……

ストーリーメニュー

TOPTOPへ