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♡Hなアパート生活♡

第33章 *気持ちの伝え方

翌朝、自分の部屋に帰ると陽はいなかった。

絶対怒ってるよね。
まぁ、昨日の私のあの態度じゃ仕方ないか…

学校から帰ったら、陽の部屋に行って謝ろ。



とりあえず学校へ行く支度をして、部屋を出る。



カンカンカンカンッ…



アパートの階段を降りていくと……









「……きゃあぁっ!!」










なんと階段を降りたところの脇に、陽が座っていた。



「そんな驚くなよ。人を化け物みたいに」

「だ、だって、まさか…そんなところにいると思わないから!」



よく見ると昨日と同じかっこ。



「まさか一晩中……」
「まさか。そんなバカじゃねえよ」



…そうだよね
でも…この時間に起きてるのもめずらしい



「そろそろ通るかと思って」
「私を待ってたの…?」
「他にだれがいるんだよ。檜山か?」



……ぷっ…

思わず吹き出す。



「いいから来い」



陽は強引に、私の腕をつかんで、自分の部屋へ向かった。

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