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♡Hなアパート生活♡

第34章 *夏の思い出

「…………………///」



……やだ。
あの日のこと思い出したら、身体が熱くなってきちゃった。





「あれ?結花ちゃ~ん、ぼーっとしちゃって…なんかエッチなことでも考えてるんじゃないの?」

「ち、ちがうもん!!」

「ほんと~?
私と檜山さんで先場所取りに行ってるから、結花ちゃん、陽くんと来てね♪」



そう言うと、渚は檜山さんと腕を組んで海の方へと向かった。





……車の中をのぞく。

陽は前の席に足をのっけて腕を組んで座っていた。



「よーう、行こ?」



私はドアを開けて声をかける。



「暑い」
「車の中も暑いじゃん。もうエンジン切ってるし。
渚たち、先行っちゃったよ~」



陽の服のすそを引っ張ったら、逆に腕をつかまれて体を寄せられる。



「…きゃっ…!」



そして陽はTシャツの胸元をぐいっと引っ張り、中をのぞく。



「ほんとにあの水着着てんのかよ」



………はぁ?!



「な、なによ!悪い?!」



陽は、はぁ~っとわざとらしくおっきな溜め息をつく。



な、なんなの~?!
感じ悪っっ!!

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