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「もうっ、止めてぇ、許……して、シュウ……っ」


　目からはボロボロと涙がこぼれ落ちる。シュウの服にすがりつき、熱に浮かされたまま哀願していた。

　何を許してほしいのかもよくわからない。言葉の意味も考えずに、この責め苦から解放されたい一心で口走っていた。


「止めていいわけ？」


　シュウの声は冷静なままだ。

　シュウの手が、あたしの胸元へと伸びてくる。ニット越しに乳房を揉まれ、それだけで背中がぞくりとした。

　乳首にほんの少し触れる。


「あ……っ」


　びくんと体が跳ね上がる。


「こんなに感じまくってるくせに。乳首なんて触ってもいないのにビンビンに立ってんじゃん。ホントはイキたいんじゃねえの？」

「ふ、んん……」


　ふるふると首を振る。確かに長い時間焦らされ、高ぶらされた体は達することを求めている。でも嫌だ、こんな人が多い場所で、おもちゃで、なんて。


「素直じゃないなぁ。従順なMに育つまでにはまだまだ時間がかかりそうだ」


　お仕置き。

　そう言ってリモコンをいじり、さらに振動を強くする。


「あぅ、あぁあ……っ！」