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相変わらず岩切は人気のまま、合唱祭まであと１日。


「みんな!明日は頑張ろうね!」
「おう!優勝だっ!」
「えいえいおー!」


阿部「ﾁｯ、無理だな」
鈴木「あは、阿部君もそう思ったー？」


いいムードを壊すのが楽しいらしい。
でも、ここまでくるともう、みんな無視。










そして合唱祭は優勝した。
なんだかんだいって、阿部と鈴木も歌ってたし、良かったと思う。



りほ「やったね～!」
萌乃「ほんとー!」
阿部「おまえら声でけーよ。」
りほ「あは、ごめんごめん」
阿部「ん」



岩切に言われたようにね、避けちゃだめだもんね!



萌乃「阿部が言い返さなかったのって初めてじゃない？りほすごー!」
りほ「いやいや、岩切にね、おまえは影響力あるからあんま態度に出すなって言われたんだー。」
萌乃「そんな話聞いてないよー!なに？できてるー？」
りほ「ないない!安心して!」



まさか、岩切の話を笑って話せるとは思ってもいなかった。
出会いが最悪すぎたから...
でも、せっかくいい雰囲気なのにもうすぐクラス替えだ。