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向かいのお兄さん

第30章 ありのままがいい





テーブルの上には、すっかり固くなってしまった目玉焼きと一緒に
プチトマトとソーセージがころころと皿の上に添えられていた


『食べとけってことか』




あたしは席につき、朝ごはんを食べた



ひとりだとまぁ、携帯もいじり放題というわけで

あたしは何となく左手で携帯を開いた





『あ』



直也からメール、来てる…





中身を確認してみると、
〔デートしよ〕
だとさ




かわいいなぁ~




あたしはすぐに返事した




〔どうしよっかなー
(`∀´)〕




少し意地悪だったかな?




実際、直也とデートするのは
直也が記憶を無くしていたとき以来だ




つまり、言ってしまえば

カレカノになってからは初めてのデート








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