テキストサイズ

向かいのお兄さん

第34章 何で





あたしが戻ると、みんなは一斉にあたしを指差した




「美咲ちゃん帰ってきたー!!」


あたしはすき放題に頭を撫でられ、かなり歓迎された



どうやら、一気飲みやストリップの罰ゲームは

みんな記憶のかなたのようだ




「お店はあと1時間で閉まるから、十分楽しめよ~!!」



ベロンベロンに酔った部長の声に、全員が
おおー!!と叫ぶ



少し度が過ぎるところもあるが、雰囲気としては、楽しいサークルだな
と実感した





「あれー由紀、どこ行くのー?」


「ちょっとトイレー」





由紀という先輩は、フラフラしながら部屋を出ていった




本当にみんな、酔っ払ってるんだな…





あたしはとりあえず、皿の上の料理をパクパクと食べた













ストーリーメニュー

TOPTOPへ