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「じゃあずっと受け身でいることない？」



『んー…まあ』



直也、Ｓだもん




「自分から動いたら、痩せるし気持ちいいし一石二鳥じゃない？」




自分から…動く？




なんかそれ…どこかで聞いたような…




あ、おみくじだ




あ、すげ、当たってんじゃん






『自分からってことは…』




「そうだねー、直也を縛り付けて、美咲ちゃんが腰振りまくるとか。
うわー見てみたい」



『縛る必要あるんですか…？』



「個人的に見たいだけだよ」




『…見せませんから』




「いや、見る」




かっちゃんはあたしの肩をポンッと叩くと、そのまま直也の家に誘導した




『え…今から…？』




「そりゃそうだろ。新年からいいオカズが手に入るなぁ」





はははと笑うかっちゃん



引き下がる気は、毛頭なさそうだ