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向かいのお兄さん

第43章 初夢




「いやぁ、いいもの見せてもらった。
その調子で、美咲ちゃん、がんばれよ?」




満足そうに頷きながら部屋を出ていくかっちゃん



あたしと直也は、顔を見合わせて苦笑した





『直也、可愛かったよ?』



「積極的な美咲も、良かった」




なんて冗談めかしてしゃべったり…





でも、これならそのうち、痩せそうな気がする




よーし、毎日頑張っちゃおっかな?





「そういえば美咲、痩せた?」


『え、嘘…!?』




そんなに早く効果が表れるなんて…


かっちゃん凄い!!




「ってか、腹筋がついた」




『え』





あたしは気になって自分のお腹に目をやった





見事に、6つに筋肉が分かれている





『な…ななな…』




「まぁ、そんな美咲も魅力的だけどなー」











『そんなのいやぁああああああああああああ!!!!!!!――――――――』



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