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短編BL小説  いろいろ。

第2章 高校、3年生。




ガラガラガラ・・・・・




ちょうど、いいところで・・
戸の開く音がした。



「あらっ。誰か来てたのかしら?」

先生ののんびりした声がする。





シャッ・・・



カーテンを開けて、蓮が出る。

「センセー、登校途中で悠也クンが足捻ったみたいなんで、湿布と包帯もらいましたー」

まだ痛むみたいなんで、そこに転がしときましたー

あとお願いします、と付け加えて、軽く右手を挙げひらひらさせながら、蓮は保健室から出て行った。

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