テキストサイズ

短編BL小説  いろいろ。

第5章 初詣で。

「……っ…」


とっさに俯き身を固くしてしまった啓大に、淳史は心配そうに声をかける。



「ゴメン、手ぇ痛かったか?ワリィ…」




謝られて違うと言いたかったが、啓大はまだドキドキがおさまらなく言葉が出てこなかった。





「…っ、ちがぅんだ…」



やっと出た声もいつもの元気な声でなく、淳史はまた心配になる。
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ