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月夜に咲く

第6章 月嶋 詩織

月嶋 詩織

彼女の家は母親と詩織そして弟の伊織がいた、


父親は女を作って出て行った。

そんな父親を母親は恨んでいた、


事ある毎に幼い詩織に
あんな父親は最低なのよ!
あんな父親は早く忘れなさい!
と、聞かせてた。


母は仕事で嫌なことがあった日は
ピリピリとしていてそんな日は
殴られた、

ご飯をこぼすと手を叩かれる。
散らかすとビンタをされる、

それからの詩織と伊織は母親の
顔色を伺うようになった。

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