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学校に向かう四人


詩織を真ん中に
千夏が腕を組み

密が手を繋ぐ

そんな三人を後ろから
龍が見守る


「ねぇ詩織
　また篤貴怒りながら教室くるかもね
　何で起こさねーんだよ！ってさぁ」
と千夏はにひひ、と笑いながら篤貴の真似をした

そんな千夏を密と詩織で笑いあう






もう少しで学校につくというときに
密が誰かにぶつかってしまったのだ、

「あっ、ごめんなさい。」
と密が謝る

「いってぇな！
　どこ見て歩いてんだよ！
　このチビｯ！あぁ？」
と男が突っかかってきた

そんな男に密が怯える
それを見た千夏が
「あんたが前見て歩いてないのが
　いけないんじゃない！」