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鉄製ハート

第1章 おはようございますお嬢様

 「いやぁ、生徒会の仕事があってね」

 やりたかったわけではない。何故か推薦を受けた私は、流れで生徒会執行部になってしまった。面倒ではあるが、簡単な仕事をこなしていくだけなのでそれほど苦にはなっていない。

 「さようでございますか、強い責任感と優しい心をお持ちのお嬢様には適任でございますね。」

 執事が嬉しそうに微笑む。

 私のことを自分のことのように喜ぶ
不思議な執事だ。 
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