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鉄製ハート

第1章 おはようございますお嬢様

 「あ、ありがとう。」

 「当然のことをしたまでですよ」

 爽やかな笑顔をこちらに向けた。

 そして私は朝食を口に運んだ。相変わらず美味しい。たぶん母を凌駕する腕前だ。

 母に聞かれると機嫌を確実に損ねるので心のなかで、星3つの評価を付ける。

 「失礼致します。食後のミルクティーです。」

 食事を終えると同時にミルクティーが運ばれてきた。

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