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鉄製ハート

第1章 おはようございますお嬢様

 美味い。元々紅茶は好きであるが、家の執事の淹れる紅茶は特別美味い。

 出来すぎである。

 「お嬢様、お飲みになられている途中に失礼致します。今日は学校へはいつ登校なされますか?」

 「いや、別に気にすることはないよ。そーだな、今日は少し早めに行こうかな」

 「さようでございますか。それではあと20分程で出発出来るよう支度を致します 」

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