テキストサイズ

鉄製ハート

第1章 おはようございますお嬢様

 「ああ、分かった。それまでに用意するよ」

 私はミルクティーを飲み干したカップをテーブルに置いた。

 執事はそれを感知したかのようにテーブル上を片付けた。

 「ご馳走様。今日も美味しかったよありがとう」

 感謝はしっかり伝えるように心掛けている。私の幸福論だ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ