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出会いの海岸

第1章 出会い

サンタ「何言ってるんや、お前らのせいやないか」
美幸「ああ、そうなんだ」
サンタ「どれだけ人に迷惑かけてるんか、分かってるんか」
美幸「ごめんなさい。でもそれだったら、時間いくらでもあるんじゃない。バーベキューでいいじゃない」
サンタ「お前、それ謝ってへんやんか。本当、しょうもないわ」
美幸「いいじゃない。ここまできたら」
サンタ「信じられんくらいずうずうしいな。まあ、しょうがいわ。自分で全部車に積めよ」
美幸「ありがとう。すみません。バーベキューセットください」
店員「ああ、こちらですよ」
そういって、店の奥に2人は入っていった。そのときに、涼子がビールに手を伸ばしているのを見てサンタは驚いた。
サンタ「おまえなにしてるねん」
涼子「ええ、ビール。もう暑くなってきたからさ」
サンタ「アホ、高校生がビールっていかんいかん」
涼子「なにいってるのよ。飲み会、飲み会。私達だって、ビールでも飲んでないとやってられないのよ」
サンタ「お前な、そんなのは、家に帰ってからやれ。こんなところでやられたら、たまったもんじゃないわ。いいから、それ離せ」
涼子「いやよ」

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