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美幸「ねえ、このバーベキューセットどうするの」
サンタ「しょあないやろ。持って帰るしかないわ」
美幸「置いていってもいいんじゃない」
サンタ「そうか。それやったら、そうするか」
涼子「あ」
サンタ「なんや」
涼子「別に何でもない」
サンタ「やっぱり、やめとこう。そんなことしたら、お前らに何いわれるかわからへんわ」
美幸「大丈夫だよ。何も言わないよ」
サンタ「もういいわ」
有香「じゃあ、トランクに入れよう」
サンタ「ほんま、こんなもんじゃまくさいのにな」
有香「いいじゃない。家で一人でバーベキューなんてのも」
サンタ「そんなもんしとうないわ。寂しくなるだけや」
バーベキューセットも車に積んで、みんな車に乗り込んだ。
サンタ「よし、それじゃ、いくぞ」そういって、サンタは車を出した。