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美幸「ねえ、なんで、永作博美は、今日あそこにきたの」
サンタ「何や、またその話か」
有香「幽霊っていうのは、ありえないよね」
美幸「つけていたとも思えない」
サンタ「そやな、突然現れたわな」
美幸「それだけじゃないよ。突然消えたじゃない」
サンタ「それがどうした。俺は、非科学的なことは信じへんのや。どっかにはいるはずや」
美幸「それはそうだろうけど、サンタに会いに来たんでしょ。それ以外考えられない」
サンタ「なんや、出会いの海岸で、２人が出会ったってか。ロマンチックな話やわな」
有香「でも、雰囲気はロマンチックなんてもんじゃなかったよね。それよりも、恨みや後悔がにじみでていたと思う」
美幸「サンタ何したの」
サンタ「アホ、俺が何したっていうんや」
美幸「捨てたんでしょ」
有香「やっぱりね。そうとしか取れない話だったね」
サンタ「なんや、お前らは、ほんま詮索好きやな」
有香「可哀想」
サンタ「何が可哀想や。いきさつしらんくせに」
有香「やっぱりなんかあったんだ。本当、女の敵だね。今度あったら、なんていうの」
サンタ「そりゃ、この間はどうもっていうだけや」
有香「何で、こういうことが雑誌に書いてないんだろう」
サンタ「俺の好感度が下がるやろう。もういいんや」
美幸「それと、分からなかったのは、何で、私が決めるとおりっていったの」
サンタ「そんな、わからへんわ。お前、ほんまは、博美ちゃんの娘なんちゃうか」
有香「ええ、サンタと永作博美の」
サンタ「アホ、俺はしらんわ。そんな話聞いたことない」
有香「それじゃ、例えば、サンタに黙って、美幸をうんだとか」
サンタ「だいたい、お前はいくつや」
美幸「１７だよ」