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りゅうやどこ行ったのよ…。
もしかして！
あたしは屋上へ向かった


「りゅうや！」

「なに？」
笑顔でこっちを向くりゅうやがいた

「話があるの」

「うん。なに？」


あたしは勇気を振り絞り今までの事を言った。

「………。」

「このままぢゃ姫野がやられちゃうかもしれないの。助けてっ！」

りゅうやは黙って出て行った

「りゅうや？待ってよ」

りゅうやは走って行った。
向かった先はＢ組、そう山口奈菜が居るクラスだ。
「奈菜」

「な、なに？」

「なぎさにしてたこと本当かよ？」

「本当…だったら？あたしを殴る？許さない？」

ばんっ！

「ざけんじゃねえよ！！俺はてめえの物ぢゃねんだよ！なぎさの物。一回抱いたからって彼女面してんじゃねぇよ」

「ひっ…」

「りゅーーや！何やってんの！？」

「なぎさは黙ってろ！」


「もういいってば!!」

「お前…怒らねえのかよ！許せんのかよ？こいつのこと。お前にしたこと神崎にしたこと、俺だったら許せねえ！」


「あたしだって許せない…。姫野にはちゃんと謝ってほしい!」

「ごめんなさい…っつ。うっ、ひっく。だから許してくださ、い」


「はあ!?今更許すも何もねえ『りゅうや！』

「はぁ…。なぎさの心の広さには参ったよ。もうなぎさにも神崎にも手だすんぢゃねえよ？」

「…はい」

「文句あんなら俺に直接言え!」


言える訳ないぢゃん…。