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スコアワールド

第4章 School

「おはよー。」

「おはよ。」

クラスメイトが明るくあいさつを交わす中俺は黙って席に着いた。
頭の中は考え事でいっぱいだ。
それは俺の隣の席にいるはずの翔のこと。
いつもは部活の朝練で俺より早く来ていることが多いはずなのだがその姿は見えない。
それともう一つは登校中に声をかけてきたあの女子だ。
何やら親しげに声をかけてきていたし俺が話せないことも知っているようなそぶりを見せていた。
あいつはいったい何者なのか。
そんなことを考えているとチャイムの音が鳴った。

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