スコアワールド
第5章 NEW Game
(どこだ?ここ・・・・・・。)
見渡す限りの草原。
先ほどまで一緒だった渚も消え、俺は一人で草の上に立っていた。
・・・いや、一人ではない。
ここから数百メートル先に誰かがいる。
とりあえずその人と接触してみるべく足を踏み出す。
「ん?・・・ああ、来たか。」
足音に気づいたのだろう俺に背を向けていた人物はこちらを向いた。
大体30歳くらいだろうか。
黒いスーツ姿の男はまるで俺を待っていたかのように話し出した。
「えーっと・・・・・・今川未来か。S地区での判定はA。ボスモンスターを倒した、と。あってるよな?」
「S地区?判定・・・・・・?」
訳のわからない単語の羅列に戸惑う。
「ああ。『サイレントワールド』っていえばわかるか?」
サイレントワールド。
聞きなじみのない言葉だったがその言葉が指すものは自然と理解できた。
「ここは・・・・・・あそこなのか?」
いつの間にかしゃべれるようになっていることを心の片隅で驚きつつ、男に問いかける。
「いいや。ここは『スコアワールド』。サイレントに続く新たな世界だ。」
見渡す限りの草原。
先ほどまで一緒だった渚も消え、俺は一人で草の上に立っていた。
・・・いや、一人ではない。
ここから数百メートル先に誰かがいる。
とりあえずその人と接触してみるべく足を踏み出す。
「ん?・・・ああ、来たか。」
足音に気づいたのだろう俺に背を向けていた人物はこちらを向いた。
大体30歳くらいだろうか。
黒いスーツ姿の男はまるで俺を待っていたかのように話し出した。
「えーっと・・・・・・今川未来か。S地区での判定はA。ボスモンスターを倒した、と。あってるよな?」
「S地区?判定・・・・・・?」
訳のわからない単語の羅列に戸惑う。
「ああ。『サイレントワールド』っていえばわかるか?」
サイレントワールド。
聞きなじみのない言葉だったがその言葉が指すものは自然と理解できた。
「ここは・・・・・・あそこなのか?」
いつの間にかしゃべれるようになっていることを心の片隅で驚きつつ、男に問いかける。
「いいや。ここは『スコアワールド』。サイレントに続く新たな世界だ。」