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スコアワールド

第4章 School

朝。
小鳥のさえずりが聞こえる。

(・・・なんか久々に感じるな。)

あの世界では小鳥がさえずりなんて聞こえなかった。
いまだにあの世界がなんなのか?
その答えを見つけられていない。
電脳世界?
並行世界?
それとも・・・白昼夢だったのか?(まあ昼というかは夜だったが。)
それにあの最後の言葉・・・。
いわば体験版という言葉が耳にこびりついている。
正直続きがあるなんて考えたくもないのだが・・・・・・。

「未来!!起きなさい!!」

そこで母の声が聞こえ俺は部屋のドアを開け母が待つ階下へと降りて行った。

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