テキストサイズ

女剣士のお悩み事情

第1章 非力な女剣士

「あんっ!」

やばい、喘いだ。
口を慌てて閉じた。

「ふーん・・・・」

彼は私を見てそう呟き、また舐めだした。

ぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てる。


「・・・・ふっ!・・・・ひゃあ!」

我慢してみても、駄目だ。

終いには、中にも舌を突っ込んできた。


「らめっ・・・・くんっ!」
そのときには、もうはっきり声を発することも出来なくなっていた。


舌を止め、唐突に彼は言った。
「あ、そうそう。イアラちゃんの剣、机の下に置いといたから」

「貴方が盗ってたの」

「だいたい読めるからね、イアラちゃんの行動は」

はははっと短く笑うと、彼は私に顔を近づけた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ