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女剣士のお悩み事情

第1章 非力な女剣士

「ラルド・・・・・?」

そこに立った少年は、一瞬目を丸くし、慌ててドアを閉め、部屋に入って来た。


「イアラお前何して・・・」


目を見開いていたが、すぐに顔をふせた。

「服っ・・・お前服っ・・・」

顔を赤らめ、『服』と言い続ける彼。

普通の私だったら、「小さい頃は一緒にお風呂に入ったじゃない」ぐらいは言えたはずだ。
だが、裸になるまでの経緯が普通ではなかった。



「ラルドォ・・・・」

私は裸のまま彼にとびかかり、彼を抱き締めた。


ラルドは何も言わなかったが、自分の両手で私の体を包んでくれた。

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