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女剣士のお悩み事情

第4章 魔法使いは悪魔

「・・・ここ、妙に入りやすいな。温泉だからか?」

私の秘部をくちゃくちゃとかき混ぜながら、耳元で囁いた。

「・・・・そうね。くっ・・・温泉のせいよ」


「ふん・・・・そうか」

彼は唐突に私をお湯の中に押し倒した。


息ができない。水中からあがろうとしても、肩を押さえられていて無理だ。


彼は水上で何か唱えていたが、私は途中で気を失いそうになった。

泡がどんどん上へあがっていく。





「ゴホッ!!!ゲホッゲホッ!!」

ようやく手が放れ、湯から顔を出す。



「・・・ここ・・・どこ・・・」

水中からあがったところには、先程までの星空はなかった。

ただ、無機質な天井と周りには鉄格子。中央には一本の柱。



「俺の部屋だ。あんたらと同じ宿なんて必要ねーから、いつもここで暇潰し」


「・・・・ずいぶん悪趣味な部屋ね・・・・あの手錠や縄は何に使うのかしら・・?」


あまり広くないが、蝋燭や手錠、縄や首輪など、尋常ではない拷問道具が確認できる。



「立てよ、夜は長いぜ」



「絶対に嫌だわ」

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