無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「・・・どうした？急に大人しくなって・・・・」


「・・・別に」


からかうように笑う彼は、私の目の前で縄をいじっている。


(・・・・わかってる癖に・・)




「俺、サドなんだよな」

「・・・わかっているわよ」

「じゃ、俺が今から何すると思う？」

「・・・・・」

「あんたが一番嫌がることを探して・・・・」


大きく目を剥き出し、縄を握りなおすオズリシャ。


「嫌がることをしてやるよ」


「最低」

はきだすように言う。これを最低と言わないで何を言うんだ。


すると彼は、勢いよく縄を引っ張った。


「っ！！！あぁぁ！！」

谷間に、秘部に、縄が食い込む。


「・・・・誉め言葉か」


それが誉め言葉なら、彼はマゾという解釈でも可能だが、そんな屁理屈を言える状況ではなかった。


「緩めて・・・！！早く！！！」


縄をなんとか緩めようともがくが、彼は力を弱めない。


「ちょっと絞めただけだろ・・・感じてる？」

「馬鹿言ってないで・・・・早く・・！」