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テニスの王子様かもね

第5章 最悪

大石:ハルト!大丈夫かい!?

ハルトは大石の言葉に苦笑した。

ハルト:なんとか…

桃城:取り敢えず、止血しねぇと!!

皆慌てまくっていた。
それもそのはず、
ハルトの左目蓋の傷から血は今も流れているのだ。

手塚:誰か救急セットはないか!?

青学Rも立海Rも首を横に振る。
朔夜がそこに来て、ハルトの頭を撫でた。

ハルト:朔夜…?

朔夜:あの時の約束、守ったから。

すると、朔夜がハルトに回復魔法を使った。血がだいたい止まり、朔夜はその傷の上にガーゼをあてて、包帯を巻く。左腕は添え木と一緒に包帯を巻き、三角巾で吊した。

朔夜:これでお終い!!

ハルト:サンキュー、
助かった…

皆さん、こんな事になって
すみません!!

ハルトは頭を下げて言った。

皆は…

菊丸:如ッチは悪くないにゃ!!

丸井:そうだぜぃ!!

赤也:こんな大怪我してるのに
謝るなんておかしいだろ!?

手塚:ハルトは被害者だからな。

河村:もう大丈夫そうだね。

不二:取り敢えず、
一安心かな?

ハルトは皆の言葉を聞きながら、気を失った。

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