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殺シテヤル

第3章 第二章

倒れこんだかのんの後から、男が尻を掴んで持ち上げる。
膝立ちの格好で、四つん這いにされる。

――やだ…見えちゃうよぉ…

尻を男に向けて高く突き上げた格好になったかのんは、
男が自分の秘部を見詰めている気がして恥ずかしくなってくる。
そのたびに、より一層、愛液が溢れるというのに…

動きを止めた男が気になって、後ろを振り返ろうとする。
しかし、男が後頭部を押さえて、地面に顔をこすりつけられた。

―――見るな。

声に出されたわけでもないのに、
かのんは抵抗できなかった。

かのんは目の前にある、木の根元だけを見詰めた。
振り替えったら何をされるか分からない。

ただ、怖かった。
そして―――

触ラレタイ―――

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