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殺シテヤル

第3章 第二章

かのんの中に、新しい感情が芽生えた。

―――もっと、触られたい…

(あぁ…どうしたの、私…)

自分の感情に戸惑うかのん。
男はいまだに動かない。

見つめられている。

そう思うだけで、かのんの躰はさらに火照り始めた。
秘部が疼く。

熱くて、疼いて、腰を少しくねらせる。

その様子を、男は見ていた。

怪しい笑みを浮かべながら。

「ハァ…ハァ……」

かのんの口から、厭らしい吐息が漏れる。
我慢が、出来なくなってきた。
初めての刺激が、かのんの躰に火をつけた。
今もなお燃え続けている。

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