歪みの世界
第3章 異世界
「神様の仕業だと思うんだ」
「神様って、此の世界を作った奴が?」
俺はそう言うと、フェイは頷く。俺的に、納得いかない。
正直、フェイの神様の話はお伽話しを聞いているようだった。
だが、魔法使いが居るなら神様の一人や二人居たとしても可笑しくはないか。
「でも、可笑しく無いですか?神様が何故、トーマ君を?」
「さぁ、ね。一言で言えば神様に愛されてるからじゃないの」
愛されてる?
可笑しいだろ。見ぬ知らぬ神様とやらに、俺の兄貴が愛されてる何て。馬鹿げている。馬鹿馬鹿しい。
「冗談だよな」
「憶測なんで。でも、僕は微かにポプリ以外の何かを貴方と出会った場所で感じた。上手く言えないけど、6つの大陸の魔法使いや魔女の力では無いのは確かだね」
「何で分かるの?」
「魔法使いだから」
何て言われたら、何とも言えない。
「じゃあ、エヴァンは神様に操られていたって事ですか?」
「まぁ、そうなるかな。操られていたと言うより、身体ごと乗っ取られたと言っても良いよ」
「…神様以外が操る事は可能?」
俺の言葉にフェイは頭を振った。
「無理だね。ポプリは歴代魔法使いの中で最高位だから」
「神様って、此の世界を作った奴が?」
俺はそう言うと、フェイは頷く。俺的に、納得いかない。
正直、フェイの神様の話はお伽話しを聞いているようだった。
だが、魔法使いが居るなら神様の一人や二人居たとしても可笑しくはないか。
「でも、可笑しく無いですか?神様が何故、トーマ君を?」
「さぁ、ね。一言で言えば神様に愛されてるからじゃないの」
愛されてる?
可笑しいだろ。見ぬ知らぬ神様とやらに、俺の兄貴が愛されてる何て。馬鹿げている。馬鹿馬鹿しい。
「冗談だよな」
「憶測なんで。でも、僕は微かにポプリ以外の何かを貴方と出会った場所で感じた。上手く言えないけど、6つの大陸の魔法使いや魔女の力では無いのは確かだね」
「何で分かるの?」
「魔法使いだから」
何て言われたら、何とも言えない。
「じゃあ、エヴァンは神様に操られていたって事ですか?」
「まぁ、そうなるかな。操られていたと言うより、身体ごと乗っ取られたと言っても良いよ」
「…神様以外が操る事は可能?」
俺の言葉にフェイは頭を振った。
「無理だね。ポプリは歴代魔法使いの中で最高位だから」