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Hな片想い♡

第13章 揺らぐ想い

俺は、自分の感情をコントロール
出来なくなってしまう。

このままじゃまずい。
手が出る。


「……
使うってどんな風に?」


なんとか止まった
今謝れば許してやってもいい…


「俺の、玩具♪」


もうダメだ。

こんな風に由奈を苦しめるやつ
生かしておけない

最低最悪なやつだ
こんなやつ。

死ねばいい


「てめぇ、ふざけんじゃねぇよ!!」


俺は殴りかかった
人生で初めて本気で他人を殴った


「おっとぉ、あぶね!
間一髪〜」

「由奈がな、どんな想いで
いるかわかってんのかよ!
どんな時でも、お前のこと信じてたんだぞ?
そんくらい好きなんだよ!」


精一杯に気持ちを叫んだ
今の俺のすべてを。


「…そんなもの、知るかよ
惚れたのは松崎由奈。
俺には関係ない。」

「てめぇ!ふざけんな!
しね!しねよ!
お前みたいなやつ、うぁぁぁぁ!!」


言葉にならない想いを
拳にこめた

俺は何発も何発も殴った
そして殴られた

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