テキストサイズ

Hな片想い♡

第14章 過去

俺の家は小学校からも、
中学校からも遠い

だから人通りが少ない

何より複雑に入り組んでるから
ほとんど人にあうことはない


「あれぇ…、ここどこ?」


そういいながら歩く一人の女性

携帯の地図らしきものを見ながら
道を探していた


「あ、ねぇねぇ!
今時間大丈夫?」

「え…あ、はい」

「ここの大通りに行きたいんだけど…」

「そこなら…えっと…
複雑ですね…」

「あー、どうしよう!
収録時間に間に合わないよ!」

「もし時間がないなら複雑なんで
一緒に行きますよ」

「え!いいの?助かる〜」

「はい、じゃあこっちです」


そうして俺たちの関係は始まった

この入り組んだ道から…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ