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Hな片想い♡

第14章 過去

テレビを見ていると
遠藤れんは、よく出ていた

自分でもわかる
彼女を目当てにテレビをつけていることを


「最近テレビよくみるじゃない
どうしたの?」


母も不信感を抱くほどに


「別に、気分だよ」

「遠藤れんちゃん、大人っぽいわね」

「そうだね」

「そういえばこの前
この辺に収録きたんでしょ?」

「俺、あったよ」

「え?!本当に?!」


珍しく喰い気味の母


「道を聞かれた」

「それでどうしたの?!」

「うちの前の複雑な道だったから
大通りまで送った」

「すごいじゃない!
よくやったわね」

「別に…」

「お父さんにもメールするわ」

「そんな大げさなことじゃ…」


話してる途中には
既にメールを打ち込んでいた

はぁ……。


「それではご覧下さい!」


テレビの中で笑顔を振りまく
れんさん…

この時、俺はまたあいたいと
思ってしまったんだ

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