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Hな片想い♡

第14章 過去

それから俺とれんは他愛もない
話をした

話したいことも話せたし

けど、さっきのことは
気がかりでならない


「…祐介くーん、聞いてます?」

「え、あ、ごめん!」

「ねぇ、どうしたの?」

「…うん」


俺はどうすればいい
てか気まずい


「明日の六時
俺らが出会った場所で待ってる」

「え、あ、ちょっ!」


プープープー


一方的に電話を切った
切ったのはいいが後悔

明日あったって
なにも話さないだろ!

馬鹿だ……
俺本当に馬鹿だ…

自習でもしに行こう…

俺は肩を落とした
そして塾に向かった

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